神なんかいない
私たちはただ
あるがままを引き寄せるのだ
月の光が海に落ちる夜
君は闇を知る
それはどん底だ
君は絶望し嘆く
闇の向こうへと
潔白を証拠立てるだろう
己の怒りを脳裡へと導き
発火させるだろう
その中に力を見る
胸の中心にある力を見出すのだ
それが君を導くものだと知る
君はそれを使って
己の使命を果たしていく
怒りを知に変えよ
嘆きから緑を茂らせよ
散々に泣き叫び
神などいないと知れ
君の他には
あなたの目に映る現実という物質世界は、全てあなたの思いだけが創り上げたものです。
あなたの物質世界への魂(=神の分光)のコネクトは、あなたの肉体-心臓を通して行われます。
神の分光は物質世界ではその姿を顕現化出来ないため、あなたの肉体をいわば自身の変圧器のような形で通すわけです。あなたの肉体は神のための容れ物です。
例えばこれが、あなたの友人の花子さんの目に映る物質世界の場合、それは全て花子さんの思いだけが創り上げた花子さん特有の現実であり、花子さんの心臓を通して、魂という神の分光が物質世界へコネクトするというわけです。
あなたと花子さんはそれぞれ固有の世界を創造し、体験していることになります。そしてその世界で、魂(神)と繋がっている存在は、あなたの世界ではあなただけ、花子さんの世界では花子さんだけなのです。
一人一人が、自分だけが神と繋がっている現実世界を持っているのです。
あなたの生きる現実で、あなたの肉体以外に神が宿っている場所はありません。
あなただけが神と直結していて、あなただけが神の意思を行動に移せます。
何のために?
それはもちろん、あなたに分け与えられた、あなたバージョンの神の意思版を生きるためです。あなたも花子さんも、それぞれの世界の主役なのです。
あなたの思いは、神の思いと同じです。
あなたの世界に神は存在していません。
あなたの中にしか。
あなたの思うことだけが、あなたの世界を創っています。
あなたは創造主の力を用いて、あなただけの世界をあなた自身に見せているのです。
これでもあなたは、どこか知らないところにいる神さまが、自分に何かしてくれると思いますか?
あなたのいる現実での神さまは、あなた自身であり、あなたこそが、あなたをいちばん幸せにする神の力を持っているのです。
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絹井銀竹