心臓から出た言葉たち

人類の救済と地球のアセンション計画「フェニックス・プロジェクト」のための世界中の神々(イエス・キリスト、釈迦、孔子、老子、弥勒菩薩、神道の神々、ゼウス、モーゼ、聖母マリア、ゾロアスター、マイトレーヤー、龍神など)や、地球、、太陽、月を初め高次元宇宙意識、マイケル・ジャクソン、志村けん、いかりや長介など他界した著名人方からの霊言を伝えています。宇宙、生命、愛についての真理を説いた天界からの啓示内容の拡散にご協力下さい。また、プロジェクトへの参画も募っています。Twitterでブログ更新のお知らせをしています

チャーリーの散歩道

チャーリーと森に行った。
その小さな森は、チャーリーのいつもの散歩道にある静かで明るい森だった。
森の半ば辺りに、チャーリーお気に入りの蒼い湖がある。そこを一周するのが、チャーリーの日課なのだ。草の匂いを嗅いだり、茂みに分け入ったりして嬉しそうにソワソワしている。
私はチャーリーを待つ間、湖のほとりに座り、暖かい日射しを浴びた。
「何してるの?」
辺りを見回したが誰もいない。
「ねえ、何してるの?」
ふと横を見ると、見たことのない黄色い花が咲いていた。
「そこに座って何してるの?」
「チャーリーのお散歩中」
「私はいつもここにいるの。ここで花を咲かせるの。」
「友だちはいるの?」
「友だちはみんなよ。太陽も、土も、雨も、虫も、みんな私を手伝ってくれるの。」
「私はそんなに友だちはいない。」
「それじゃあどうやって花を咲かせるの?」
「私は花は咲かせないよ」
「私は花を咲かせるの。友だちが咲かせてくれるから。あなたは花の代わりに何を咲かせるの?」
「なんだろう、よくわからない。」
「私は春が来るとなぜか咲くの。自分が秋や冬に咲こうと思っても咲けないの。でも春が来るとなぜか咲くのよ。友だちが手伝ってくれるの。」
「私も、私の春が来たら咲くのかな。」
「チャーリーは友だちでしょ? チャーリーが手伝ってくれるわよ。太陽も月も星も、みんな手伝ってくれる。」
「だといいけど」
「あなたは何を咲かせるの?」
「わかんない」
「聞いてみたら?」
「誰に?」
「空によ。昼の空でもいいけど、夜の空がいいかも。」
「聞いたら答えてくれるの?」
「何でも答えてくれるわ。だって友だちだもの。聞いたことないの?」
「うん」
「じゃあ聞いてみて! 今度会った時におしえてね。」
「うん、わかった」


そこへチャーリーがしっぽを振りながら戻って来た。すぐに黄色い花を見つけて食べようとしたから、
「これは友だちだから食べちゃダメだよ」と言った。
花はもう何も話さなかった。
陽が傾いて、湖をオレンジに染めた。
チャーリーが帰りたそうに私を見上げていた。
(今晩、空に聞いてみようかな)
立ち上がりながら何となくそう思った。




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絹井銀竹