心臓から出た言葉たち

人類の救済と地球のアセンション計画「フェニックス・プロジェクト」の初代巫女役として天界からの霊言を伝えています。地球を愛の星へと変えるため、私たち地球救済計画の内容に共感していただける方の協力が必要です。この計画に賛同していただける方は、Xコミュニティ『みんなで愛の星へ』に参画をお願いします。また、「一日に一つは愛の行いをしよう」とする『一日一愛』運動へのご協力も合わせてよろしくお願いします。

満月の中庭

彼は言った。

「内側の状態に従って好奇心と行動が一致してるとね、外側はなんの影響も持たないんだよ。僕は、僕自身を突き動かしている偉大な力をいつも感じていた。そして、それをどんな時も大切にしていたし、常に自分をその力の中に置くようにしていたんだ。その力が僕自身だと言えなくもないけど、そう感じたことはなかった。ただ僕を動かす力として認識し、尊重していたんだ。」

そして立ち上がり、草をはらいながら振り返ってまた言った。

「君は、その胸のところに白くて厚みのある一抱えほどの器を持っている。でもそれは既に君にとって小さ過ぎる。君はそれに気づいていない。君がただ単にそれを、自分が中に入れるほどの大きさの器に取り替えたとしたら、今よりももっとたくさんのものをもらったりあげたり出来るんだ。いつだって君は、自分がそれを出来ることに気づいていないだけなんだよ。」

そう言うと、夜の中に消えた。





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絹井銀竹